2024年、季節はもう大寒の末候。来月4日は立春を迎える。年頭に起きた能登半島地震。29年前の1993.0117阪神淡路大震災で神戸市の建築相談ボランティアで元町周辺を訪れていたときの記憶が重なり合う。( 関連 message/月刊アーカイブ2021.11.9 endless them…
カラフルミニトマトを撮ってみた。最近ではスーパーでも見かけることもあるので、目新しいと言うことはないが、アップで見ると何かわからないところもある。 明日から11月と言う日に、午後の日差しが反射した軒裏を眺めながら、ふと、アシナガバチの巣がない…
秋分に差し掛かる頃に、いつもの植木職人さんに剪定をお願いした。蒼蒼とした葉に隠れていたモチノキの実は、ようやく顔を出した。幾らかの実はもう赤くなり薄緑色の実とのコントラストも面白い。 実のなっているのに気づいたのは数ヶ月程前。実がなると言う…
瑠璃色の羽を揺らしながらルリタテハがやってきた。裏庭の葉っぱの先に触れたり離れたりと、ツンツンしながら舞っているところを見かけたのは少し前の事になる。孵った幼虫はホトトギスの葉を食い散らかしながらも、蛹になるのもまじかと言うくらいに大きく…
家の庭では、ホウチャクソウの実が黒紫色へと変わっていた。実は初夏の蒼さから深い紫へと季節は移り庭中に広がった。エアコンの室外機の吸気口辺りを間引いて花入に。ホウチャクソウは漢字で宝鐸草と書き、花冠が宝鐸に似ていることからきているのだとか。…
広島と長崎に原爆が投下されて今年で78年になる。毎年両都市では、慰霊祭が行われる。バックナンバーで書いた原爆ドームや広島平和公園のことを、毎年この月に加筆修正し再稿する事にしようと思っている。 写真は、2021年12月4日の朝日新聞の記事である。広…
玄関の格子戸を開けるとフウランの香りが漂ってくる。動植物等の名は一般的にはカタカナ表記だが、漢字では富貴蘭/ふうきらん と書く。今は玄関先と裏庭に置いている。 前回、橋の話を書いたついでと言っては何だが、バックナンバー 2008.11 endless thema …
差し込む日差から避けるようにユキノシタが花をつけている。上手い事、木陰を見つけているようだ。 イワタバコも花をつけた。紫と白の花。紫は場所が悪かったのか、雨風の影響で花のほとんどが落ちた。白の鉢はセンリョウの葉に守られたのか長く花をつけてい…
台風の影響がつづくなか、陽射しは随分と高くなった。生垣の足元のサツキは少しづつだがまだ咲きつづけている。サツキも、もうそろそろと言う季節になった。 ミニバラの小枝を妻がご近所さんから頂いてきた。早速花入れに入れたのだが、よく朝あたりから黒い…
らでぃっしゅぼーやからのしょうぶの葉を、こどもの日に菖蒲湯にした。軽く水洗いし刻んで布袋にいれ、バスタブへ。爽やかなしょうぶの香りがたつ。季節を感じる一年の節目でもある五節句のひとつ、端午の節句。「しょうぶの名産地、茨城県行方市の横瀬忠美…
春の日の陽だまりは、気持ちも華やいでくる。二葉葵の鉢を日向に引越した。1鉢は裏庭の鉢棚の上に置いてみた。薄紫の花は少しづつ深みを増す。地植えの白花の二葉葵も咲いていた。 ホウチャクソウも生息範囲を拡大している。アスパラガスのような芽が出始め…
春めいた日差のなか、今年も八重のクリスマスローズは沢山の花をつけた。 雪の影響だったのか古葉が随分と傷んでいたが、若い葉は元気そうだ。 少し切り揃えて、すっきりとしている。 春分の頃には花開く八重の椿もよく咲いた。 誰かに似てか、寒暖にも負け…
窓ぎわに置いたクリスマスローズが咲き始めている。裏庭のクリスマスローズ達はタネがこぼれ落ちた地植えと、それ以外は種類の違う鉢植えだ。八重の蕾はまだ小さいが開きかけているのが見える。塀ぎわのは、白と淡黄や紫などの混植だが、いつも紫から咲き始…
大寒に入る頃、らでぃっしゅぼーや から梅の小枝が届いた。生産者の方が梅の実を 育てるのに剪定した際にでる小枝は、処分する事なく会員に届けられる。 SDGsやアップサイクルにつながる小さな試み。 早々に切り口を少し切り花入に季節を入れた。 寒波続く雪…
2023年初月を迎え、季節はもう款冬華(ふきのはなさく)。25日には、流れる沢の水も凍るほどの寒き風景を想う水沢腹堅(さわみずこおりつめる)になる。裏庭の鉢植えのクリスマスローズの蕾が少し大きくなっている。地植えの沈丁花も蕾がついた。馥郁となる…
生垣のサザンカが咲き続けている。やわらかかに揺れる花びらは生垣も調う。 椿のワビスケは例年に比べ沢山の蕾をつけ、早くから咲き始めている。 開花は自然気候等に左右されるが、そのときの何かのスイッチがはいり咲き始める。 今月始めにかけての寒波従来…
季節はゆきかい、カマツガの実は紅く染まり、シュウメイギクは蕾をつけ花を 咲かせた。 朝の窓に降り注ぐ光は穏やかになり、立冬を迎え小春日和がうれしい頃になった。 秋口には庭木の剪定も済み、松も生垣もすっきりした。穏やかな午後の日射しは、 庭の地…
長く伸びた茎の先の花芽が、やっと大きくなってきた裏庭のホトトギス。 玄関先で育つホトトギスのほうが先に咲いた。吹く風は爽やかになり、 通りを抜けていく風に揺れている。少しだけ、陽射しがうれしいとふと思う。 裏庭のヒヨドリバナは、霖の影響をうけ…
夏の名残り。前庭やうら庭のあちこちには空蝉がとまっている。 板塀にしがみついた抜け殻はクマゼミのようだ。クマゼミの抜け殻は、少し 大きめで腹にはこぶがある。 この辺りでは7~8年程前からクマゼミの鳴き声がよく聞かれるようになった。 何処もかしこ…
気が付く間もなく咲くセンリョウの花。重なり集う小さな花芽。注意深く観察ないと、実なのか花なのか分からない時がある。。暑さ始まるころは、葉と同じ色の蕾の先から白い花が顔を出していたが、今では秋支度なのか、少しづつ実になりつつある。 仕事場の棚…
広島と長崎に原爆が投下されて今年で77年になる。バックナンバーで書いた原爆ドームや広島平和公園の事を、毎年この月には加筆修正し再稿する事にしようと思う。 写真は、2021年12月4日の朝日新聞の記事である。広島の原爆ドームは世界遺産に登録されている…
イワタバコの花が涼しげに揺らいでいる。白花のほうを玄関先に引っ越してみた。暑さ増す日々、通りを抜ける風や日差しが少し強い。様子をみながら庭の木陰へ。やはり、木陰が多い多湿な庭のほうが居心地はよさそうだ。 昨年、NHK ニュース7でも報道されてい…
わが家の庭は、すっかり夏模様になった。連日の夏日のような暑い日は続き、 草花は一面青々としている。ホウチャクソウの実はまだまだ碧い。 ヤブコウジの小さな花芽は少しづつふくらんできた。 少し前には、塀際のシラユキゲシの合間から、夏の風に揺れなが…
移りゆく季節のなか、相変わらず元気なクリスマスローズたち。みんなうつむき加減に咲いている。窓ぎわの八重の子も沢山の花をつけた。大きな葉に見え隠れしながらも、はずかしそうに頭を揺らしてる。 シラユキゲシの花も少しづつ開き始めた。ハートの形をし…
澄んだ気配とモノラルな雪景色が広がる。21日の朝には10数センチ積もった。 翌る朝、どこからともなく雪解けの声が賑やかなほどに聴こえていた。 テレビの番組は、録画して見ることが多い。 NHKデザイントーク+の番組で、京都先端科学大学の川上浩司さんの…
前号( endless thema -148 )で触れた広島平和公園。マンスリーホットライン掲載当時の「人と自然と建築と」のバックナンバー( 2015年2月号/endless thema-105 、同年3月号/endless thema-106 )に加筆修正して今回再掲載しました。 2015年の年初めに、「…
生垣のサザンカが咲き始めている。前庭はマツの剪定に合わせて秋の風を感じる頃に綺麗にしてもらう。丁度、サザンカの花芽が出始めの頃に重なる。 以前は、三月のまだ肌寒い頃に剪定をしてもらっていたが、植木屋さんの奨めもあり、以来秋口にお願いしている…
今年もルリタテハは育っていった。子達の食べ残しのホトトギスには、今は花が咲き始めている。小さなさくらんぼのような蕾だったヤブコウジの実も寒さにゆだねられ色づいている。ふと、陽だまりの暖かさがうれしくなる。 新聞の切抜きから、阪神・淡路大震災…
コーヒーはフレンチで飲むことが多い。うっすらと被われた泡が何故か好きだ。少し多いめにいれ、残りは冷やしておき、たっぷりめの氷と少しだけミルクを入れる。 スマホで "メモ" と言うアプリをよく使うようになった。以前はMacでこのアプリで気づいたこと…
裏庭ではヒヨドリバナが咲いている。花が終ると綿毛のような種子をつけ、風に煽られ、より遠くへと舞い始める。 家も、長年住み続けるといろいろと支障が出てくる。老朽化した古い銅管の給湯配管の漏れ。徐々にあちこちで大きくなるウォーターハンマー音。早…