2017-05-07から1日間の記事一覧
-------長く使う/建築家の椅子 その2 アルバーアアルト(1898 -1976)は、20世紀を代表するフィンランドの建築家である。 アアルトは照明器具やファニチャーのほかにも花瓶や グラスなどのガラスデザインのプロダクツもあり多才である。 (「建築家シリ…
-------五月/初夏 甘夏が届いた。 四月から五月末ぐらいが収穫どきらしい。 低農薬有機農法のためか、かたちの歪な物が多いが 口に入らないものは別として多少の傷みは気にならない。 そのぶんおいしい。 もう今年もうっすらと汗ばむ季節になった。 月一回…
-------もも/春~暮らし 有機農法野菜や無添加食品などの宅配をしている「らでぃっしゅぼーや」は、 白地にらでぃっしゅの絵が描かれた箱形のトラックでやって来る。 我が家も週1回届けてもらっている。毎年この季節になるとももが一枝、 数個のダンボール…
-------カスタムメイド 二月十七日、京都では市長選が行われた。 選挙にはいつもいく。言うのもなんだが選んだ人が当選した記憶はあまりない。 結果は相乗り候補の京都市役所出身の市長となった。 投票率37.82%(前回は38%台)という低さだったらしいが、 …
-------お気に入り/建築家の椅子 その1 美しいフォルムをもつ椅子、 建築家ミース・ファンデル・ローエ(1886-1969)のMRチェアー。 私のお気に入りのひとつである。 1927年のド・ラ・モード展に出展された肘なしで パイプに革が張っただけのシンプルなデ…
-------根引きの松家 初詣はまず町内や地域を守る氏神さんに参拝にいくことが多い。 本来の氏神さんの歴史的な背景は別として、 現在では地域を守る神様を祀った神社をいうことが多い。 私の住んでいる町内の石井神社、 実家のある浅間神社、女房の実家のあ…
-------蜂のお家 先日TVの何かの番組のなかで、 「蜂の巣があるとお金が貯まるのでとらないほうがいいんだって。」 などということを言っていた。 うちの家にもアシナガバチがよく巣を作りにくるが、 巣立って空になった巣は風にあおられよく落ちる。 作りか…
-------学ぶ、伝える 校友会の冊子「れんじ」は2002年4月に創刊しました。 (●現在は休刊してます。) かれこれ5年が経過した訳です。 当初は、今に至るTEAM87を明確にするつもりで書き始めたのだが、 いっこうにまとまっていない。 TEAM87とは何なのか。 T.…
-------景観/ここちいいもの 今年も夏が終わり秋の気配のはずが、この暑さ。 おかげで、我が家の葦戸も片付けずに過ごしている。 いいのか悪いのか。 連休が重なる今月が衣替えの時期であったが、 少し夏バテともあいなって、 大いなるやる気のなさを背負っ…
-------河文/水かがみの間・・・谷口吉郎1904~1979 少し時期はずれの話から始まるが、実家が名古屋なので帰省の際、 毎年初詣には氏神さんの浅間神社にお参りしたあと那古野神社に行く。 然程遠くもなく歩いていける距離でもありぶらぶら歩いていく。 帰り…
-------我が家の暮らし/ここちいいもの その2・・・葦戸 夏が近づくと京の町家は葦戸に入れ替えをする衣替えの時期である。 京的に言うとしつらえというのだろう。 最近では少なくなったようだが、京の昔は夏支度に追われる時期だ。 我が家も葦戸がつかわれ…
-------くらしとしごと/かたづけ 整理整頓・・・って聞いただけで気が重くなる。 というのも、事務所にある会報誌やら 建築雑誌やらメーカーさんの冊子やカタログや 資料やら、机の引き出しのなか、マップケースのなか、 スライド、本の整理、などなど・・…
-------最近散歩を始めた。 ●市民の憩いの場でもある御苑のなかは気持ちがいい。 建築という仕事は、一日中机にへばりついているようなことが おうおうにしてある。 勿論一日中現場を眺めている日もあれば、 スケッチやら思案やらで出歩かない日も多々ある。…