人と自然と建築と

nonobe's diary

Vol.19「endless thema - 14」(07年7月)

-------くらしとしごと/かたづけ



整理整頓・・・って聞いただけで気が重くなる。

というのも、事務所にある会報誌やら

建築雑誌やらメーカーさんの冊子やカタログや

資料やら、机の引き出しのなか、マップケースのなか、

スライド、本の整理、などなど・・・・・・。

あっちに置いたりこっちに乗せたり、いったい、

たまりたまったこれらをどうかたづけていいやら。

考えただけで気が重くなる。

といっても少しづつかたづけていかなければ仕方のない

ことだということは分かっているのだが・・・。



憩いの場
●でてくるでてくる。とりあえず第一弾。
 いったい何弾までいくのやら?





万を期してかたづけ始めた。

まずは、会報誌と冊子のたぐいからと思い、士会の会報誌から始めた。

会報誌といっても、「建築士」「hiroba」「kyoto dayori」と三冊ある。

一応目を通し片付け始めた。

あるわあるわ、なんでこんなに溜め込んでいるのというほど

普段目の届かないところから出てくる出てくる。

しかるに、学会の会報誌だけは捨てられずに残してある。

とりあえずひと山かたづける事ができた。

まだ戸棚のなかとカタログを整理処分し、

そのつぎに机の上に山積みとなった書籍やらを本棚に

整理整頓の予定である。いったいいつになるか分からないが、

最後は、仕事のスケッチやら図面やら

打ち合わせ記録やら・・・・。



スケッチや資料は次から次へと新規の分が 増えてくる訳で、

心を入れかえキリのよいところで片付けることを

心がけようと思うのである。

が、動いている仕事の資料は、

必要ないと思い捨ててしまったものがまたすぐに必要となり、

あうううううう・・・となる。



なんでこうなるのか、タイミングが悪いとこうなってしまう。



まあ、タイミングもなぜか日頃から悪い。

「あ、タイミングわる。」なんてことよくある話で、

日頃の行いのせいだろうか。一日一善。

よけいな事を考えずに、私欲を求めず、

感謝の気持ちをもっての言動を心がけよ、ということだろう。

といっても人間ああなるにはこうする、

こうするにはそうする、などと考えがちだ。

いけない事ではない。シュミレーションは必要だ。

どこまでという微妙な線は自分次第か。



本棚を眺めていてふと堀口捨巳の本をぺらぺらやっているうちに、

また行ってみたいと思う建物に目がいった。

名古屋に堀口捨巳(1895~1984)という

建築家の設計した高級料亭があり増築なのだが名前を八勝館という。

私の実家が名古屋という事もあり、

帰省の際たまに実家の母を連れ出し食事にいく。

当然建物をみるのが主になり昼間の会席がてら見学させてもらう。

料亭には設計をしていると言ってあるせいか、

そのつど仲居さんが館内を案内して下さる。

とてもうれしいのだが、一杯やってアルコールもまわり、

早足の仲居さんの案内についていくのはちょっと大変だ。

ただ、料亭の時間が許す限り「美幸の間」と「残月の間」は

ゆっくり観させてもらえる。うれしい。

一度、残月の間で食事をとり実測までさせてもらったこともある。

高級料亭といっても今は昔と比べると然程緊張することもなく、

失礼でない程度の服装でいい。

仲居さんも気さくでいいが、女将も気さくで感じがよく、

私ごときに気を使って下さるのはうれしいかぎりである。



堀口捨巳と八勝館のことは建築家シリーズとして

後号ででも紹介したいと思う。(2007.6)