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人と自然と建築と

nonobe's diary

Vol.42「endless thema - 37」(09年06月)

-------散髪
お気に入りの酒屋さんで、樽詰量売りの純米酒
イチゴの花酵母を使ったロゼを思わせる茜色の酵母仕込みの日本酒
それに高精白の大麦で仕込んだ吟醸麦焼酎を入手した。
うっすら汗ばむ季節にはビールもいいが、
つめたく冷やした日本酒や焼酎のロックをいただくのもいい。
穏やかな時間の経過を感じながら思考を巡らせ、
ゆっくりと一口二口。
庭先に目をやれば足元にユキノシタが咲いている。
五月六月ぐらいに小さな花が咲く。



松の新芽ものびている。これがのびるのびるどんどんのびる。
春先に剪定してもらったところなのにあっという間にぼさぼさ頭。・・・で、カット?。
いやいや、カットするのは私の頭のことで散髪は自分ですることが多い。
もともと若い頃から自分で散髪することが多く、始末が悪くなるとプロの手をお借りしていた。
事務所のある町内の床屋さんで、空いているか電話できいてからいっていた。
顔剃りなしで終了までものの三十分程で終わる。流石にプロは上手いし早い。
素人向けのバリカンやらが出回っているらしいが、ハサミで刈るのはなかなか上手くいかない。
顔剃りはここのおばあちゃんがしている。顔剃りの仕事を取りあげているようで恐縮なのだが、
どうも私はカミソリ負けがひどいのでしないことにしている。
カットはマスター、シャンプーとマッサージは主にスタッフがするが、
このマッサージがまた気持がいい。職業柄か肩こりがひどいこともあり、
程よいタイミングで終了しお金を払っても良いと思う間である。
・・・が、ここ一年半ほどは行っていない。近所だから道でマスターによく合う。
私が自分で散髪する事は話してあるが、あまり行かないので合うと何故か少し後ろめたい気がする。
面倒なのに自分でカットする。上手く出来ないのに自分でカットする。不思議な習慣である。
ハサミはカット用と梳き用と二本ある。先の細いカットハサミで大まかにカット。
そのあと梳き用で髪のボリュウムを調整しながら梳く。もう一度カットバサミで長さを整え、
梳きバサミでまた仕上げる。梳きバサミを使うと意外と上手く仕上がる。
少しくせ毛の気があるのが功を奏してか多少の不具合も分らない。

頭の後ろや襟足などは壁につけたカガミを見ながらカットするのだが、
最近は視力の低下などもあり眼鏡をかけてカットする。
上半身を反ったりねじったりと腹筋と背筋力やらいるし、また結構持続力もいる。
最後に枝毛の先端と調整をひげ剃り用のシェーバーでなぞるようにして整える。
切りムラで薄いところがよくできるが、
気にするとキリがないのでなるべく気にしないようにしている。
そのあと女房のチェックがはいり襟足あたりを整えてもらう。

伸びに伸びた状態でカットするので、その量たるや自分でも驚くくらいでる。
洗面所で洗面器に紙を敷いてそこに溜るようにしているが床にも落ちる。
周辺に散らかった毛髪や床に落ちた毛髪を掃除機で吸って掃除をし、
最後にシャンプーしシャワーを浴びて終了する。

しんどいが何故かすっきりと快感である。
視力の低下の程度と体が言う事を利く範囲で続けて行くだろうが、
これはこれで楽しい時間だということは間違いない。