人と自然と建築と

nonobe's diary

Vol.44「endless thema - 39」(09年08月)



-------窓の向こう
先月末、事務所移転のさなか、なかなか原稿も書けずにいた。
荷物の大半は書物と資料。
定期購読の雑誌の類いは、あちこち分散して並べたままの状態だ。
さてこれからどうやって整理していいのか先は長い。

窓の向こうの朝の日差しは、建物に反射して予想以上に明るい。
静かに一日が始まる。
透明のガラス窓から見える風景は、視線だけでなく気持ちも遥か彼方に連れて行ってくれる。

今日はどこまで片付けられるだろうか。
少しだけ仕事も出来るようにしたが、廻りは資料の山。ひとつ探すのに一苦労である。
置き場が変わるとこうまで感覚はずれるのか。

もう少し考えて荷造りをすれば、多少は違ったか。
などと、後悔先に立たずである。

今日もあわただしく一日が過ぎてゆく。
一日の終。
夕刻を知らせる夕日がそれを告げる。
アーノルド・クロス・トリオのアルバム「BEAUTIFUL LOVE」※を聞きながら一息つく。
アルバムの解説のイメージをダブらせながら、
窓の向こうの夕日を感じつつ、
夕暮れの短いがゆったりとした時をたのしんでいる。


※「BEAUTIFUL LOVE」アーノルド・クロス・トリオ/澤野工房/解説:馬場雅之