人と自然と建築と

nonobe's diary

Vol.72「endless thema - 67」(11年12月)

-------たいへんです/指定講習

 


十一月も終わりの頃から椿の白侘助が咲き始めた。
澄んだ小ぶりの白い花びらは余計な力みも無く自然で清楚な表情だ。
生け垣のサガンカもちらほら咲いている。寒さも深まりつつある。そろそろ冬支度かな。


ル・マンシュ

近頃、いろいろなところで様々な「市」が催されている。
京都左京区の吉田にある関西日仏学館のガーデンでは、
不定期ではあるが毎月一回のペースで「ル・マンシュ」と言う名の催しがある。
毎回の生演奏と、ちょいとおいしいものやこだわりのものなどのブースが出ている。
写真は季節も良く日差しも穏やかなときに行ったときのもの。
関西日仏学館の中庭の雰囲気はなかなかいい。
普段は学館内にあるル・カフェのカフェテラスになっている庭だ。
日本とは少し違う雰囲気の中庭で、
生演奏の流れる中ちょっとのんびり気分に浸ってきた。
十二月はクリスマスマーケットで十七日(土)と十八日(日)の予定らしい。
また覗きに行ってみるかな。


ル・マンシュ

今年は設計事務所の管理建築士の指定講習の最終年度で、
私も数ヶ月前に講習を受けてきたところだ。
平成二十年十一月二十八日建築士法改正に伴い建築士事務所の管理建築士
「管理建築士講習」が義務づけられた。
一日中カンズメ状態の講習と考査だが、
この修了証がないと次回の建築士事務所の更新が出来なくなるのだ。
机を前に拘束される?のはどうも性格的に合わないが、
このくらいの内容であれば、今のところ集中力もまあまあの感じで修了できた。

管理建築士講習もさることながら、建築士指定講習と言うのもある。
私は春先に受講したが、これも同じく平成二十年十一月二十八日改正の
建築士法改正によるものだ。
講習免除の人たちもあるのだが、三年に一度の講習義務がすべての建築士に課せられる。
一級建築士の場合の修了考査の設問が40問だったと記憶している。
考査というのは、小テストの事である。
疲れきったカチカチの頭でよく回答できたものだと感じた考査であった。
引っ掛け問題も多々有り、このたぐいの設問が必要かどうかは
多少なりとも疑問に思うところでもある。
次次回あたりには年とともに衰える体力と集中力がどの程度まで対応できるかが心配でもある。

設計の仕事自体、ディスクトップパソコンはさておき
ノートパソコンをあっちでぱちぱちこっちでぱちぱち。
紙とエンンピツ、色エンピツ。
それにマーカー、スケール片手に、コーヒー飲みながら、あっちこっちでスケッチ。
日溜まりのところへ行ったり薄暗いところへ行ったり、
本棚前に椅子を置きその座面に紙を置いて何やら思案。
狭い入隅の空きスペースへいったり、
こんなところでものが考えられるのかといったよなところで何やらイメージを湧かせる。
こんなワークである。
私だけなのか誰しもそうなのかは定かではないが、通常とは差の有る講習と修了考査。
楽しいと思って望むものでも無い限り、
いささかなりとも改正の余地があるのではないかと感じた両日々であった。

マンスリーホットラインに登場してから今月号でまる六年を経過した。
2002年からの日本大学校友会設計グループの小冊子「れんじ」に
掲載していたころからは十年となる。
自分で言うのも何だが、良く続いたものだと感心する。
それと共に年を重ねたのも間違いない。
関係者様には随分とご迷惑をおかけしている事と思う。
これだけ続けている割には何かしら進歩が見えるのかといったことが一番の気がかりでもある。
年を重ねた分、丸くなり、保守的になって来ている事は間違いのない事の様に思う。
方向性はどうだ。果たして思い通りにarchitect messageとなっているのか。
もう一度原点に帰路し自問する時期なのかもしれない。

 

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