人と自然と建築と

nonobe's diaryーArchitect Message

endless thema -143----- 九月/相変わらず

 

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前回から随分と経ってしまった。下書きは始めても、なかなかおぼつかないといった日々が流れた。四月の始めころ、妻が発芽して間もない楓の産木をいただいてきた。写真にみえる葉の下側には舞い降りるための赤いハネがみえる。ブーメランのような仕組みで、風に煽られながらクルクルと舞い降りる。少しづつだが今も成長している。

 

 

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庭や玄関先の草木たちは相変わらずだ。

少しづつ日差しが眩しくなる暑さもまだの頃、八重のクリスマスローズと茎の白や赤のフタバアオイたち、それとウサギゾウが加わった。白の茎のフタバアオイは珍しいと聞く。小さな花がこっそりと咲く。その花も始めて知った。フタバアオイの増え方には、タネによるのとバルブをつけて増殖する二通りあるのだそうだ。面白そなので地植えにもしてみた。重なりあいこころもち肌色がかった八重のクリスマスローズの花びらは、やわらかな印象だ。通り抜ける夏風に揺れていた。

 

ところで本論のほうは、金沢の谷口記念館の話。阪神大震災にあった神戸市役所の話。ル・コルビジェの船の話。広島平和記念館の音声ガイドの話。かいぼり、CO2を資源化、水質浄化、などなど。少しつづ、整理を始めることにするかな。

 

 

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今年も、もう九月になった。

バランの葉にしがみついた空蝉も少し寂しそうに見える。