ルリタテハが庭の葉っぱに触れてはまた触れ、と幾度も繰り返していた。あれから数週間。孵化した幼虫もずいぶん大きく育っている。幼虫のエサとなるホトトギスの葉の成育も良好。きっと元気に育ってくれることだろう。
少し前の事になるが、ラジオからザ・ローリング・ストーンズのサティスファクションが流れていた。先月24日にストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツさんが亡くなった。歯切れの良いドラムの音に乗ってミック・ジャガーがところ狭しとステージをかけ廻りながら歌うシーンを思い出す。バラードのアンジーも素敵な楽曲だが、サティスファクションが聴こえてくると、たゆたう枯れないものが蘇える。
朝夕の肌寒さを感じるようになった。九月七日には、富士山で初冠雪が見られたらしい。ゆっくりと季節は深まってきている。