人と自然と建築と

nonobe's diaryーArchitect Message

endless thema -152------ 2022年六月/初夏の風~夏日

 

 

わが家の庭は、すっかり夏模様になった。連日の夏日のような暑い日は続き、

草花は一面青々としている。ホウチャクソウの実はまだまだ碧い。

ヤブコウジの小さな花芽は少しづつふくらんできた。

 

 

 

少し前には、塀際のシラユキゲシの合間から、夏の風に揺れながらミヤコワスレ

が咲き、薄色がかった白花のオダマキ冷静さを装おっているように咲いていた。

シラユキゲシは花が終わりハートの形の葉だけが残っていたが、

ゆきかう季節か花芽が出始めまた咲き始めている。

 

朝、通りから久しぶりに おーさん の声が響いていた。少しばかりお布施を握り、

玄関口まで急いだ。ちょうど北と南の通りで立ち止まって、おーい、おーい、と。

間に合った。

このあたりでも、托鉢の修行のお坊さんが通る。普段無言でのやりとりだが、

小走に来られ「おはようございます」と。

私も同じく「おはようございます」。

おーさんが通ると、なぜかすっきりした気持ちになるのは、気のせいだけだろうか。

 

 

露地ものの豆苗は三~五月が旬だが、ハウスものは一年中出回ることが多い。

食べたそのあと数回収穫できるが、次第に観賞用になってくる。

ほおっておくとツル状になり、これはこれでいい感じである。