生垣のサザンカが咲き続けている。やわらかかに揺れる花びらは生垣も調う。
椿のワビスケは例年に比べ沢山の蕾をつけ、早くから咲き始めている。
開花は自然気候等に左右されるが、そのときの何かのスイッチがはいり咲き始める。
今月始めにかけての寒波従来。裏庭の八重の椿の蕾もふっくらとしてきた。
秋冷の爽やかさは薄れ蕭々となり、日向が恋しくなる。
暮れの慌ただしさを思い、気になっていた網戸の張替えは早くに済ませた。
網戸の張替えは簡単そうで意外と難しい。小さな網戸は割りと手早くできるが、
大きな網戸はシワや弛みがどこかにでてしまう。
網は、少し大きめにカットし出来るだけ縦横を揃えて、歪みがでないように
注意をしながら押縁を四方に押し込んで止めていく。
止め終わったら最後に、周りのはみ出た網をカッターなどでカットする。
毎回思うことだが、引っ張りすぎると網の歪みで元に戻ろうとして、
押縁が抜けてしまうこともある。カットした後に外れると、それはもう
どうしようもないことになる。
多少の弛みは網自体が元に戻ろうとするので、そのままでもいい時もあり、
さじ加減が難しい。
網の縦横が枠に平行になっていれば、案外と歪みは少なく結構上手くいくが、
この合わせるということが難しい。考察的には、「適度に均一に引っ張り、
タテヨコを出来るだけ正確に。」ということだろうか。
劣化の少ないステンレス網のような金属網は、専門の方にお願いしないと
難しいのだが、黒網のように透過性に優れ存在感のないようなもの、
反射性のあるものや外からは見えづらい方向性のあるものなど、網目の大きさ
なども含め樹脂性の網の種類は意外と多い。
場所や好みに合わせて使用するのが好ましい。