人と自然と建築と

nonobe's diaryーArchitect Message

endless thema -165------ 2023年五月 / 賑やかな庭の風景

 

らでぃっしゅぼーやからのしょうぶの葉を、こどもの日に菖蒲湯にした。軽く水洗いし刻んで布袋にいれ、バスタブへ。爽やかなしょうぶの香りがたつ。季節を感じる一年の節目でもある五節句のひとつ、端午の節句。「しょうぶの名産地、茨城県行方市横瀬忠美さん生産の農薬不使用のしょうぶ。」

 

 

裏庭の所狭しと育ったシラユキゲシの狭間からミヤコワスレが顔を出していた。白に近い薄紫と濃いめの青紫が咲くが、今年は濃いめの青紫が咲いていた。

 

 

オダマキは一つだけ咲いていたが、しばらくするといくつもの花芽もでてきた。薄紫がかった白花は透き通って見える。

 

 

カマツガのひょろ長く伸びた枝の先には、もう大分と散ったが花がつき実も出来始めた。前に実をかじったことがある。甘味は微妙だったが、鳥か小動物たちだろうか、食され気がつくと実がなくなっていたなんてことがよくある。実は赤色がかりそして赤紫へと熟していく。

 

 

エビネも毎年少しだけだが咲く。若葉もでて元気そうだ。ヒメイズイも咲いた。ホウチャクソウに似た小さな花が葉に埋もれたように咲く。タイツリソウも芽吹き始め、スミレにまじり大きくなってきた。黄色い小さな花のヘビイチゴも咲いている。

 

 

石垣の足元のタツナミソウも満開だ。裏庭のタツナミソウは時間差で咲いた。日当たりと温湿度の関係だろう。

 

 

イチゴの花もまだ咲いている。まだ蒼く実も出来始め楽しみであるが、熟した実が何物かに齧られていることしばしば。前、道を歩く猫に遭遇。しばらくして木戸を開けたところ、庭に同じ色の猫が休んでいた。んー、此奴かもしれない・・・。

 

もの静かだった庭は、ようやくと賑やかな風景になってきた。