人と自然と建築と

nonobe's diaryーArchitect Message

2023-01-01から1年間の記事一覧

endless thema -173------ 2023年11月 霜降の頃 / 環境

カラフルミニトマトを撮ってみた。最近ではスーパーでも見かけることもあるので、目新しいと言うことはないが、アップで見ると何かわからないところもある。 明日から11月と言う日に、午後の日差しが反射した軒裏を眺めながら、ふと、アシナガバチの巣がない…

endless thema -172------ 2023年10月 秋分~寒露 /CFの中の建物

秋分に差し掛かる頃に、いつもの植木職人さんに剪定をお願いした。蒼蒼とした葉に隠れていたモチノキの実は、ようやく顔を出した。幾らかの実はもう赤くなり薄緑色の実とのコントラストも面白い。 実のなっているのに気づいたのは数ヶ月程前。実がなると言う…

endless thema -171------ 2023年9月 / 日々天候不安定

瑠璃色の羽を揺らしながらルリタテハがやってきた。裏庭の葉っぱの先に触れたり離れたりと、ツンツンしながら舞っているところを見かけたのは少し前の事になる。孵った幼虫はホトトギスの葉を食い散らかしながらも、蛹になるのもまじかと言うくらいに大きく…

endless thema -170------ 2023年8月 処暑の候 / 技術

家の庭では、ホウチャクソウの実が黒紫色へと変わっていた。実は初夏の蒼さから深い紫へと季節は移り庭中に広がった。エアコンの室外機の吸気口辺りを間引いて花入に。ホウチャクソウは漢字で宝鐸草と書き、花冠が宝鐸に似ていることからきているのだとか。…

endless thema -169------ 2023年八月夏 /広島平和公園

広島と長崎に原爆が投下されて今年で78年になる。毎年両都市では、慰霊祭が行われる。バックナンバーで書いた原爆ドームや広島平和公園のことを、毎年この月に加筆修正し再稿する事にしようと思っている。 写真は、2021年12月4日の朝日新聞の記事である。広…

endless thema -168------ 2023年7月 / 風景

玄関の格子戸を開けるとフウランの香りが漂ってくる。動植物等の名は一般的にはカタカナ表記だが、漢字では富貴蘭/ふうきらん と書く。今は玄関先と裏庭に置いている。 前回、橋の話を書いたついでと言っては何だが、バックナンバー 2008.11 endless thema …

endless thema -167------ 2023年6月 part. 2 夏 / 橋脚

差し込む日差から避けるようにユキノシタが花をつけている。上手い事、木陰を見つけているようだ。 イワタバコも花をつけた。紫と白の花。紫は場所が悪かったのか、雨風の影響で花のほとんどが落ちた。白の鉢はセンリョウの葉に守られたのか長く花をつけてい…

endless thema -166 ------ 2023年6月 初夏 / ムジナモ

台風の影響がつづくなか、陽射しは随分と高くなった。生垣の足元のサツキは少しづつだがまだ咲きつづけている。サツキも、もうそろそろと言う季節になった。 ミニバラの小枝を妻がご近所さんから頂いてきた。早速花入れに入れたのだが、よく朝あたりから黒い…

endless thema -165------ 2023年五月 / 賑やかな庭の風景

らでぃっしゅぼーやからのしょうぶの葉を、こどもの日に菖蒲湯にした。軽く水洗いし刻んで布袋にいれ、バスタブへ。爽やかなしょうぶの香りがたつ。季節を感じる一年の節目でもある五節句のひとつ、端午の節句。「しょうぶの名産地、茨城県行方市の横瀬忠美…

endless thema -164------ 2023年四月その2  初夏のよう / 電波塔

春の日の陽だまりは、気持ちも華やいでくる。二葉葵の鉢を日向に引越した。1鉢は裏庭の鉢棚の上に置いてみた。薄紫の花は少しづつ深みを増す。地植えの白花の二葉葵も咲いていた。 ホウチャクソウも生息範囲を拡大している。アスパラガスのような芽が出始め…

endless thema -163------ 2023年三月も終る頃 / 二葉葵

春めいた日差のなか、今年も八重のクリスマスローズは沢山の花をつけた。 雪の影響だったのか古葉が随分と傷んでいたが、若い葉は元気そうだ。 少し切り揃えて、すっきりとしている。 春分の頃には花開く八重の椿もよく咲いた。 誰かに似てか、寒暖にも負け…

endless thema -162------ 2023年三月 冬の景色 / 断層

窓ぎわに置いたクリスマスローズが咲き始めている。裏庭のクリスマスローズ達はタネがこぼれ落ちた地植えと、それ以外は種類の違う鉢植えだ。八重の蕾はまだ小さいが開きかけているのが見える。塀ぎわのは、白と淡黄や紫などの混植だが、いつも紫から咲き始…

endless thema -161------ 2023年二月 / アナログ

大寒に入る頃、らでぃっしゅぼーや から梅の小枝が届いた。生産者の方が梅の実を 育てるのに剪定した際にでる小枝は、処分する事なく会員に届けられる。 SDGsやアップサイクルにつながる小さな試み。 早々に切り口を少し切り花入に季節を入れた。 寒波続く雪…

endless thema -160------ 2023年初月 / 兎毛通

2023年初月を迎え、季節はもう款冬華(ふきのはなさく)。25日には、流れる沢の水も凍るほどの寒き風景を想う水沢腹堅(さわみずこおりつめる)になる。裏庭の鉢植えのクリスマスローズの蕾が少し大きくなっている。地植えの沈丁花も蕾がついた。馥郁となる…